ホームページ(ウェブサイト)には、会社やお店のホームページ、ブログ、ウェブサービス(ECサイトなど)など様々な形式があります。 ここでは、主に会社やお店のホームページを開設する際の基本事項について記します。
まず、何をどのように配信するのか方向性を決めます。 ただ、会社やショップのホームページの場合、掲載する項目は概ね決まっています。 例えば、以下のようなものがあります。
これらの項目を1ページにまとめても良いし、項目の数だけページを分けても良いでしょう。 基本的な項目だけならたいてい5ページ以内で収まります。
ホームページを開設するショップや個人事務所等としては以下の業種が比較的多いです。
ホームページを制作する方法は大きく分けて2つあります。 1つはHTML・CSSなどでコーディングを行い作るオーソドックスな方法。 もう1つはWordPressなどのCMSを利用して作る方法。
制作会社がHTML・CSSなどで制作した場合、ホームページの内容を更新するには制作会社に依頼するか、自社でHTMLなどが分かる人がいないと更新が難しいです。 更新しない場合は基本的に放置となります。
一方、WordPressのようなCMS(コンテンツマネージメントシステム)を利用すると、ホームページの持ち主にも更新が簡単になります。 WordPressは「ブログ」というイメージですが、テーマ(テンプレート)次第で会社のホームページのような構成も可能です。
作り方を決めたら、ホームページ全体のデザイン、メニューやメインコンテンツの配置などを検討します。 必要に応じて写真や画像なども用意します。 テーマカラーのようなものを決めておくと全体的に統一感が出ます。
また、現在当たり前となっていますが、スマホで見やすいことも重要です。 昔作った古いホームページの場合、スマホに対応していないことが多々あります。 サイトによりますが、現在パソコンよりスマホからのアクセスの方が多く、多い場合は7~8割がスマホからのアクセスということも珍しくありません。 つまり、スマホに対応していないと多くの顧客を逃している可能性もあります。
パソコン用とスマホ用のページを別々に用意する方法もありますが、同一URL(アドレス)のページをパソコンとスマホどちらでも見られるように作ることもできます。 そのようなページはレスポンシブデザインと呼ばれています。
ホームページを公開するにはウェブサーバーが必要です。 自社で用意したり、レンタルサーバーを借りたりなどいろいろありますが、レンタルサーバーを借りる(契約する)のがお勧めです。 アクセス数がそれほど多くない小規模なホームページであれば、月額500円程度の安いプランで問題ありません。
よく使用されているレンタルサーバーとしては以下のものがあります。
レンタルサーバーを契約すると一応そのサーバーで使えるドメイン(アドレス)が付与されます。 ただ、会社やショップのホームページの場合、長期的な運用、信頼性、見た目の印象など様々なことを考慮すると、独自ドメインを取得することをお勧めします。
トップレベルドメイン(TLD)としては .com や .net などが有名で、その他 .jp、.tokyo、.info などいろいろあります。 安いドメインであれば年額2,000円弱です。 ただし、自分が取得したいドメインが空いているとは限りません。